ちなみにWindows XPではpepflashplayer有効のままだと原宿で動画の再生のみ可能(コメントその他の操作は不可)、ZeroWatchでは再生もできませんでした。他のブラウザに乗り換えるか、pepflashplayerを無効にするしかないでしょう。このため表示の差異の問題は、結果的には影響無いのではないかと思いました。
Windows 8 RPは見た限り7と同じでした。
さて、Chrome 21でブロック文字(U+2588)が縮む例を見ました。しかし特殊文字がなんでも縮むというわけでもないようです。IEやFirefoxとChromeとの間で表示の互換を図ることは、できなくはないかもしれません。
下図はおなじみな感じのコメントです。ブロック文字U+2581~U+2588を使用しています。
Chromeではフォントが変わっちゃってます。でもよく見ると縮んでいるのは一部です。
あらためて両者を比較してみます。
実はArialにはU+2584とU+2588しかありません。この二つだけがArialの縦長の字形で表示され、それ以外は代替表示だと考えられます。先頭のU+2581も縮んでいますが、またArial Unicode MSではないだろうか?ということで、前回のようにArial Unicode MSを削除した後が下図の表示です。
U+2581だけが細い字形に変わりました。MS Pゴシックかなと思いました。
それぞれのU+2581のグリフをBabelMapを使って出力してみました。まぁMS Pゴシックというのはあくまで憶測ですけど。
それ以外の5文字は何でしょうか。
継ぎ目が無いのでこれらも一見縮んでいるように見えますが、SimSunと同じく全角幅です。すき間が無い字形なのでMingLiU(かPMingLiU)かもしれません。下図はIEでのSimSun・PMingLiUの表示と、Chromeでの表示とを比較しているところです。
Segoe UI Symbolにも、サイズは小さいもののMingLiUとそっくりな字形がありました。もしかしたら他のフォントにもあるかもしれません。特定はできません。
いずれにしろ、この5文字については全角幅のままで使えるということです。例えばU+2588をU+2587で代用して、コメント幅が縮むのを回避することならできるかもしれません。
ただしChrome 21ではフォント変化が起こりません。他の文字との組み合わせはさらに検討する必要があります。下図は二つのU+2587の間に、それぞれ全角スペース(U+3000)・ひらがな・漢字を挟んだところを比較しています。
この場合、両者で同じ幅にできるのは全角の漢字を挟んだ一番下のパターンだけです。 なかなか簡単にはいかないですねw
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