ところが先週から「Chromeをアップデートしたらニコニコ見れなくなった」という話を頻繁に目にして、気になって見てみたらちょっとおもしろいことが起きてました。
今回の件で初めて知ったのですが、Chromeでplugins→詳細を開くとFlash Playerが3つありました。
上から優先的に使われる仕組みになっていたらしい。 pepflashplayer・gcswf32というのが組み込みのプラグイン、NPSWF32がシステムのプラグインだそうです。
組み込みのプラグインが優先的に使われるのですが、これまでgcswf32の方が上だったのが21でpepflashplayerが上に変わったらしい。これに問題があったということのようです。
実際にいくつかのWin7・XPのPCで試したところ、マシンによって動画は再生できたりできなかったりでした。そして再生できた場合に共通してたのは、コメントのフォントがおかしくなっていたことでした。
pepflashplayerを無効にすると動画はふつうに再生できるようになり、フォントがおかしいのも直りました。
追記:
その後もアップデートが続いていますが、Googleとしてはあくまでpepflashplayerを使いなさいということだと思います。これを無効にするのはセキュリティ上問題があるかもしれません。
有効の状態でなおも再生等できないのであれば他のブラウザへ乗り換えることをお勧めします。
その後もアップデートが続いていますが、Googleとしてはあくまでpepflashplayerを使いなさいということだと思います。これを無効にするのはセキュリティ上問題があるかもしれません。
有効の状態でなおも再生等できないのであれば他のブラウザへ乗り換えることをお勧めします。
フォントがおかしかったのは二点で、まず漢字および全角英字(目にしたのは「w」ばかりでしたがw) が明朝体になっていたことです。字形からするにSimSunに見えました。
8/9追記:
今日21.0.1180.75にアップデートしたところ、上の件は直ってました。pepflashplayerのバージョンは11.3.31.222から11.3.31.225に変わっていました。ただし下記の件はそのままでした。
もう一つはCJKフォント変化、すなわちSimSun化・Gulim化・MingLiU化がいずれも無効になっていたことです。
ちなみに不具合発生中のU+2661が見慣れない字形です。ちょっと調べたところArial Unicode MSなのかなと思いました。
8RP(もちろんデスクトップUIの方)でも見てみましたが同様でした。
さらに、以前書いたSegoe UI Symbolの字形が現れる現象も無効になってました。下図のケースでは不具合発生中のU+263AがいずれもArialの字形になっています。
あくまで不具合ですから正されなきゃいかんのですけど、フォント変化の挙動を探るのには貴重な資料だなと思ってしまいましたwヒマがあったらもう少しいろいろ見てみたいです。
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