2015年11月8日日曜日

Windows 10IP:日本語フォントの変更

先週、Windows 10IP向けにBuild 10586がリリースされました。現在Build 10240の一般ユーザー向けにも今月の月次更新のタイミングで配信されると言われています。


この10586でニコニコを見ていたところ、日本語フォントが変わっていることに気付きました。


10240のMS Pゴシックより幅の狭いフォントとなり、コメント幅が縮んでいます。EdgeだけでなくFirefoxでも同様でした。
字形から、10586のフォントはYu Gothic UIかなと思いました。Yu Gothic UIはMeiryo UIに代わり、Windows 10でシステムフォントとして採用されています。


なおChromeではこの影響はありませんでした。


かな文字は明らかに幅が狭くなっています。


Gulimが標準ではインストールされていない10でGulim化を起こすと、MS UI Gothicが表示されるという話を以前に書きました。同じように幅は狭いものの、これとも字形が異なります。


漢字は変わらないのかと思いきや、比較してみるとこちらも10586の方が若干幅が狭いようです。


2つの画像を重ねあわせたところ:


Chrome 21(PepperFlash)でフォント変化が起こらなくなってから、デフォルトのArialとMS Pゴシックであればブラウザ間でコメント表示に差は出ないという考えでした。しかしこうなると、もうArialだけになってしまいます。
同じWindows環境であっても、幅に依存したコメントはますます難しくなりそうです。

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