2013年5月27日月曜日

Chrome 28:コメント幅だけLucida

Lucida化(仮)の件で妙なことがあったので。

下図は罫線記号U+2501とニコニコマークU+263Aを並べたコメントの、Chrome上での表示です。
先頭にシリア文字U+0701を置いたところコメントの幅が縮み、右側が中途半端なところで切れてしまいました。


アラビア文字やシリア文字にU+2501のようなLucida Sans Unicodeで表示されている文字が隣接して、その後ろにU+263AのようなArialで表示されている文字が並ぶとこの現象が起きました。

この縮んだ幅がなんなのかなと思ったら、Lucida化した場合のコメント幅のようでした。


U+263AだとLucidaの方が幅が短いですが、Lucidaの方が長いケースではそれに合わせるかのように空白部分が作られました。つまり、逆にコメント幅が伸びました。


IE上でも、フォント変化が起きた際に一時的に同様の現象が見られることがあります。 しかしこれはリロードすれば直ります。上のChromeの挙動はリロードしても変わらない、固定的なものでした。

Arialがアルファベットの場合はTimes化(仮)した場合のコメント幅に変わりました。



先日書いたひらがなと濁点記号の組み合わせでも、合成が起きた場合のコメント幅に変わりました。


そもそもなんでアラビア文字やシリア文字でこういうことが起きるのか見当がつかんのですけど、まるでpepflashplayerがLucida化の挙動をわかってて描画しているかのような現象です。
Arial・MS Pゴシック以外のフォントが表示された時点で、何かが起きてるんでしょうか。

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